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2022.10.04 ロボットによる介護予防プログラムの効果を「未病指標」で検証する実証研究を始めます

ロボットによる介護予防プログラムを高齢者施設で初めて実施                               ~「未病指標」で効果を検証する社会実装研究~

神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部部長、神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科教授を務める成松宏人らの研究班は、自立支援ロボット「装着型サイボーグ HAL®」を活用した介護予防プログラムを介護現場に実装するための研究を、神奈川県、CYBERDYNE 株式会社、湘南ロボケアセンター株式会社、慶應義塾大学と共同して開始します。

「HAL® 腰タイプ」を活用した介護予防プログラムについては、フレイル、プレフレイルと診断された高齢者を対象に、2019年にパイロット研究(参加者22名)を実施してプログラムの実行可能性と参加者の運動能力向上を実証し、2020年からはランダム化比較試験(参加者80名)を進めています。本研究はこれをさらに発展させたもので、65 歳以上・要介護2までのグループ運動に自主的に参加できる高齢施設の入居者(最大 20 名)が対象です。これまで湘南ロボケアセンター内で実施してきた介護予防プログラムを、実際の高齢者施設で実装可能かどうかを検討するとともに、スマートフォンで手軽に健康状態を確認でき、未病改善のアドバイスも得られる「未病指標」によってプログラムの効果を検証します。同時に、神奈川県みらい未病コホート研究にも参加いただき、これからの参加者の健康状態についての情報を長期間にわたって追跡していきます。

詳しくはプレスリリース資料をご覧ください。

 

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